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【眠気を覚ますツボ】即効で眠気解消!仕事中・勉強中に効く厳選9選

最終更新日:2025.05.14

【眠気を覚ますツボ】即効で眠気解消!仕事中・勉強中に効く厳選9選

午後の会議中、試験勉強の最中、電車で移動中──突然の眠気に困った経験はありませんか?

コーヒーやエナジードリンクに頼るのも一つの方法ですが、即効性と手軽さを求めるなら「ツボ押し」が有効です。

本記事では、「眠気を覚ますツボ」に焦点を当て、特に効果が期待できる9つのツボを解説。

さらに、眠気の根本原因である“睡眠の質”についても触れ、日常生活での改善策もご紹介します。

パーソナル睡眠アドバイザー 健康管理士一般指導員 小田健史

この記事の執筆者

グリーンハウス株式会社

睡眠栄養指導士

小田 健史

健康食品業界で数々の商品開発や販促に12年以上携わる。
睡眠不足に悩まされ続けた自身の不眠体験から、一念発起して「睡眠栄養指導士」の資格を取得し、自らの知識と経験を基に機能性表示食品に登録された睡眠向上サプリ「睡眠体験」を開発。
現在、睡眠栄養指導士として多くの悩める方々へ睡眠の改善に関する情報を発信中!

<資格>
一般社団法人 睡眠栄養指導士協会
 睡眠栄養指導士® 中級
 パーソナル睡眠アドバイザー®
特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
 健康管理士 一般指導員

眠気が起きる原因とは?

眠気を感じるのは、単なる寝不足だけが原因ではありません。

以下のような要因も関係しています。

【眠気が起きる原因】

・睡眠の質が悪い(浅い眠り、途中覚醒など)

・自律神経の乱れ

・血行不良

・ストレスや疲労の蓄積


これらの原因により、日中の集中力やパフォーマンスが低下し、仕事や学習効率にも悪影響を及ぼします。

眠気が起きる原因

ツボ押しが眠気に効く理由

ツボ押しは、東洋医学で「経絡」と呼ばれるエネルギーの通り道を刺激することで、体のバランスを整える方法です。

眠気に関係するツボを刺激することで、自律神経や血行に働きかけ、頭がスッキリしやすくなります。

頭・顔にある眠気覚ましのツボ

眠気覚ましに効果的なツボ【頭・顔】
  • 百会(ひゃくえ)

    • 自律神経を整えて、全身の不調を改善する効果があるとされるツボ。特に、疲労回復やストレス緩和、頭痛、肩こりに効果的。
    • 【場所】
      目の間から頭頂部に向けてたどった線と、左右の耳を結んだラインの交差した点。
    • 【押し方】
      両手の中指を重ね、百会のツボに対して垂直に下ろし、息を吐きながら30秒程度押す。20回程度繰り返す。
  • 風池(ふうち)

    • 風邪の諸症状や頭の不調、肩こりなど色々な部分に効果的なツボ。
    • 【場所】
      後頭部の髪の生え際でうなじの筋肉で盛り上がった部分のすぐ外側にあるくぼみ。
    • 【押し方】
      両手の親指で下から押し上げるように10秒程度刺激する。押しながら頭を後ろに傾けると、ツボがしっかり刺激されてさらに効果的。
  • 攅竹(さんちく)

    • 眼精疲労や頭痛、鼻づまりに効果があるとされているツボ。
    • 【場所】
      眉毛の内側の端にあるくぼみ。
    • 【押し方】
      親指で上に押し上げるようにして3~5秒程度押し、ゆっくりと手を離す。5回程度繰り返す。

手にある眠気覚ましのツボ

眠気覚ましに効果的なツボ【手】
  • 合谷(ごうこく)

    • 「万能ツボ」と呼ばれるほど、様々な症状に対応しているツボ。眠気覚ましの効果があるほか、頭痛や肩こり、歯痛、眼精疲労、免疫力向上などにも効果的。
    • 【場所】
      手の甲側の親指と人差し指の骨が合わさる部分のくぼみ。
    • 【押し方】
      できるだけ親指と人差し指の間を大きく開き、片方の手の親指と人差し指で爪を立てないようにして、くぼみ(ツボ)を挟む。イタ気持ち良いと感じる部分を探し、見つけたら3~5秒程度押してゆっくりと手を離す。左右で各5回程度行う。
  • 中衝(ちゅうしょう)

    • 眠気覚ましに効果があるだけでなく、全身の血行を良くしたり、リラックス効果を高めて精神を安定させたりといった効果も期待できるツボ。
    • 【場所】
      手の中指の爪の生え際、人差し指寄りの部分にある点。
    • 【押し方】
      ツボを刺激する指とは反対側の手の親指と人差し指で中指の側面をつまみ、小刻みに半回転させながら10秒程度ツボを刺激する。左右で各3回程度行う。
  • 労宮(ろうきゅう)

    • 血の巡りを良くして脳を覚醒させたり、筋肉疲労を回復させたりする効果がある。自律神経を整えて、精神を安定させる効果も。
    • 【場所】
      手を握った時に、人差し指と中指の先が当たる部分の中央。
    • 【押し方】
      ツボを刺激する手とは反対側の手の親指で、爪を立てないように指の腹で強めに5秒程度押す。左右で各5回程度行う。

足にある眠気覚ましのツボ

眠気覚ましに効果的なツボ【足】
  • 大敦(だいとん)

    • 全身の血流を促進し、だるさやめまいの症状を緩和する効果があるツボ。更年期やストレスによるイライラを抑える作用も。
    • 【場所】
      足の親指の人差し指側、爪の付け根のから外側2mmほどの部分にある点。
    • 【押し方】
      先端が丸い細い棒(先が丸いヘアピンなど)で10秒程度押す。
  • 隠白(いんぱく)

    • 自律神経を整えるほか、血糖値を調整する働きもあるツボ。食後の血糖値が上昇するタイミングで刺激すれば、午後の眠気予防に。
    • 【場所】
      足の親指の内くるぶし側、爪の付け根から足首寄りに2mm程度離れた部分の点。
    • 【押し方】
      先端が尖っていない細い棒(ボールペンなど)で、刺激を与える→緩める→刺激を与えるの動作を3分程度繰り返す。
  • 湧泉(ゆうせん)

    • 全身にエネルギーを行き渡らせて、疲れやだるさを改善するツボ。イライラを緩和して気分を落ち着かせる効果もある。
    • 【場所】
      足の指を曲げた時に、足の裏で一番くぼむ部分。
    • 【押し方】
      両手の親指を重ね、イタ気持ち良い程度の力で5秒程度かけて指圧する。指圧後はゆっくりと5秒程度かけて親指を離す。この動作を5回程度繰り返す。

睡眠の質を高めて、眠気知らずの毎日へ

ツボ押しは、今すぐ眠気を吹き飛ばしたいときにとても便利な方法です。

しかし、「毎日眠気に悩まされる」「集中できない日が続いている」──そんな場合は、単なる一時しのぎではなく、根本的な見直しが必要かもしれません。

慢性的な眠気は、睡眠の質が低下しているサインです。

どれだけ長く寝てもスッキリしない、朝がつらい……そんな状態では、日中のパフォーマンスも落ちてしまいます。

日中の慢性的な眠気には根本からの改善が必要

本当の意味で「眠気を覚ます」には、夜の睡眠の質を高めることが最も効果的です。

もし、「最近ぐっすり眠れていない」と感じているなら、一度生活習慣を見直し、サプリメントの力を借りてみるのも良いでしょう。

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よくある質問

はい。ツボ刺激によって自律神経が整い、血行が促進されることで脳がスッキリし、眠気が和らぐ効果が期待できます。即効性のあるツボもあるため、うまく活用すれば眠気対策に有効です。
眠気を感じたときにすぐ行うのが効果的です。特に仕事中や勉強中など集中したい場面では、数秒のツボ押しでパフォーマンスが回復することがあります。
慢性的な眠気は、睡眠の質が低下しているサインかもしれません。寝ても疲れが取れない、朝すっきり起きられないといった症状がある場合は、生活リズムや睡眠環境の見直しが必要です。
深い眠りを得るには、寝る前の習慣やストレスケアが重要です。
サプリメントの活用も一つの手段で、こちらの睡眠サポートサプリメントでは、忙しい日常でも手軽に睡眠の質を整えるサポートが期待できます。

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